だれでも無料で使える便利なデザインツール「Canva」。
知ってるよ、使ってるよ。という方も少なくありません。
その魅力の一つが、豊富なテンプレートの存在です。
しかし、テンプレートをそのまま使うだけでは物足りないと感じる方も多いでしょう。
実は、ほんの少しの工夫を加えるだけで、Canvaのテンプレートは驚くほど大変身します。
オリジナリティあふれる魅力的なデザインに生まれ変わらせる方法があるのです。
この記事では、Canvaのテンプレートを活用して、あなただけの個性的なデザインを作り出すためのヒントとテクニックをご紹介します。
チラシ作成に最適なCanvaテンプレートの選び方

効果的なチラシを作成するためには、適切なテンプレートを選ぶことが重要です。
Canvaのテンプレートを活用することで、プロフェッショナルな印象のチラシを簡単に作成できます。
以下に、チラシ作成に適したCanvaテンプレートの選び方をご紹介します。
チラシの目的を明確にする
まず、チラシの目的を明確にしましょう。
商品宣伝、イベント告知、サービス案内など、目的によって適したデザインは異なります。
Canvaのテンプレートカテゴリーから、目的に合ったものを選びましょう。
ターゲット層に合わせたデザイン
チラシのターゲット層を考慮し、適切なデザインを選びます。
若者向けなら明るく活発なデザイン、高齢者向けなら読みやすさを重視したシンプルなデザインなど、ターゲットに合わせて選択しましょう。
ブランドイメージとの一致
選んだテンプレートが自社やイベントのブランドイメージと合致しているか確認します。
色使い、フォント、全体的な雰囲気がブランドの印象と一致しているものを選びましょう。
情報の見やすさ
チラシの重要な役割は情報伝達です。テキストが読みやすく、重要な情報が目立つレイアウトのテンプレートを選びましょう。
情報の階層性が明確なデザインが理想的です。
カスタマイズの容易さ
Canvaのテンプレートは基本的にカスタマイズ可能ですが、その難易度は様々です。
自分のデザインスキルに合わせて、適切な難易度のテンプレートを選びましょう。
画像やグラフィックの質
チラシの印象を左右する重要な要素として、使用される画像やグラフィックの質があります。
高品質な画像やイラストが含まれているテンプレートを選ぶことで、プロフェッショナルな印象を与えられます。
サイズと印刷適性
チラシのサイズ(A4、A5など)を考慮し、適切なテンプレートを選びましょう。
また、印刷を前提とする場合は、印刷に適した解像度や色設定のテンプレートを選ぶことが重要です。
季節感や時事性
イベントや季節に合わせたデザインを選ぶことで、より効果的なチラシを作成できます。
Canvaには季節やイベントに合わせたテンプレートも多数用意されています。
独自性の付加
テンプレートをそのまま使用するのではなく、少しアレンジを加えることで独自性を出せます。
カスタマイズしやすいテンプレートを選び、自社らしさを付加しましょう。
コストパフォーマンス
Canvaには無料テンプレートと有料テンプレートがあります。
予算と必要な機能のバランスを考慮して選択しましょう。
有料テンプレートはより高品質で、カスタマイズ性が高い傾向にあります。
実践例:テンプレートにちょっと手を加えるチラシデザイン
イメージに近いテンプレートを見つける

Canvaから適当に見つけたこのテンプレート。
もうすでに出来上がっています。
文章だってこのまま使えます。
何なら値段だってこのまま使えるものだってあるかも知れません。
敬老の日でなければ、もしかしたら春の入学卒業シーンで使うごちそうメニューなのかも知れません。
それをテキスト(文章)だけ打ち変えてしまえば、それはもう完全なチラシになってしまいます。
あとは問い合わせ先の電話番号を打ち変えればこれはチラシとして成り立ちます。
でもどうしてもこの鶴を鶴と亀にしたい・・
そういった時にどうするか・・
そう、素材から亀を連れてくるだけ。なのです。
亀の素材を追加する

‥というわけで連れてきた亀。
おいしそうなお寿司の上にででーんと乗っかってしまいました。
これは素材から「亀」と検索をしてこの鶴と似たような絵を見つけて来て、ポンとクリックをしただけです。
せっかくのお料理にこの亀がいてしまうと、まるで亀の絵の広告みたいになってしまいます。
じゃ、これどうするのかというと、鶴と同じくらいのサイズ感にしてしまって向き合わせにしてしまおうと思います。
じゃあそれはどうやってするのかというと、スマホでは操作が私にとっては面倒なのでパソコンで作業をしていますが、こんな感じで出来上がります。
大きさや位置を調整する

かめくんがちっちゃくなりました。そして、上の写真と比べてみてください。
かめくんの頭の向きが違います。一体なぜ??
それは、かめくんをCanva上で「反転」させたから。
かめくんを反転させることで、つるちゃんと向かい合い、バランスの取れた大きさに調整することができました。
こうすることで鶴と亀が一対となってお祝いをする素材ができあがります。
このほかにも、ほんのちょっとした工夫で後ろの柄ももっとおしゃれに変えることができます。
色を変えてみる
もちろん、Canva的にはこの配分が素敵、ということでデザインされたものなのでこれをそのまま活用しない手はありません。
でもどうしてもデザインが被ってしまうのはいやなのよ~という方は、背景色を変えてしまうだけでも随分とイメージが変わってきます。

背景色を赤系統に変えただけ。それだけでもこんなにイメージが一気に変わります。
色を変えるとこんなに違うものに見えてしまうというのも不思議です。
全てのデザインを丸っと使うのではなく、こうやってほんの少し色を変えるだけでも印象が大きく変わります。
デザインって色から入ることも大事です。
もともとあるテンプレートだけにとらわれてしまうと、色のイメージだけで自分の頭の中でデザインの決めつけが起きてしまうので、新しいデザインを作ることが難しい・・と悩んでしまう人もいます。
でも、この色じゃなくてこっちの色ならいいのになあ・・ってことも、案外簡単に色を変える事で思った通りのものになったりします。
テンプレートは色だけで決めつけて選ぶと損!
色でデザインを決めてしまうと、本当はこっちがいいのに・・ということで、思う通りのテンプレートが使えないという残念な想いをする方もたくさんいます。
色ってホントに大事なイメージ戦略なので、自分の事業イメージの色を使ってチラシやその他のデザインは作りこみをしたいものです。
ほんのちょっとしたことでデザインイメージを変えられる、という事だけを覚えておくと、Canvaも上手に使いこなすことができます。
こうやって少しずつ作業を覚えていくことで、Canvaのクリエイターになれる事もできます。
アプリさえダウンロードしていれば、それが仕事になる可能性もあるので、是非色々と試してみてほしいと思います。
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まとめ
Canvaのテンプレートを利用することで、プロフェッショナルなチラシを簡単に作成できます。
まず、チラシの目的やターゲット層を明確にし、それに合ったテンプレートを選ぶことが重要です。
また、ブランドイメージに合った色やフォントを使用することで、認知度を高めることができます。
重要な情報が目立つレイアウトを選び、読みやすさを確保することも大切です。
テンプレートをアレンジして自社の特徴を反映させることで、独自性を出すことができます。
さらに、高品質な画像を使用し、視覚的なインパクトを与えることを心がけましょう。
印刷を考慮したデザインを選ぶことも忘れずに、印刷に適した解像度や設定を確認して完成度を高めます。
最後に、過去のチラシの効果を分析し、次回に活かすことで、常に進化を目指す姿勢が大切です。
Canvaのテンプレートを活用し、これらのポイントを意識することで、魅力的で効果的なチラシを効率よく作成できます。
遠方なのでリアル会場には行きづらい、でもCanvaを0から学んでみたいという方は、ぜひままはぐオンライン起業塾のCanva講座も見てみてくださいね。


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